腰が痛いあなたへ!自分で出来る予防と改善10の方法

体の専門家である理学療法士が、腰痛に対する基礎知識とセルフケアを中心に解説します。

皆んなが知りたい腰痛の原因!80%が原因不明の謎

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ブログへの訪問ありがとうございます。

 

今回は腰痛の原因について書いていきたいと思います。

肩こりなどと並んで、日本の人口の3人に1人が腰痛を有すると言われている国民病といわれていますが、その原因とは?

 

結論からいうと・・・

 8割 が 原因不明 と言われています。

いわゆる 非特異的腰痛(原因不明の腰痛) というものです。

これが、腰痛が国民病となってしまう1つの要因でもあります。

腰痛は、100人いれば100通りの原因があると言われています。マッサージだけで良くなる人もいれば、筋トレを行っているけど中々良くならないと言う人もいるわけです。

 

非特異的腰痛とは何か?もう少し詳しく見ていきたいと思います。

とその前に

腰痛の定義について

今更ながら・・・・腰痛の定義とは?

腰痛診療ガイドライン2012

日本整形外科学会/日本腰痛学会  監修)によると

痛みの部位や有症期間などで定義されています。

 

部位では

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以上の図のように

触知可能な最下端の肋骨と殿溝(お尻)の間の領域に位置する疼痛+下肢の神経症状を伴うものも含みます。

 

有症期間別では

急性:発症からの期間が4週間未満 ←いわゆるぎっくり腰

亜急性期:発症からの期間が4週間以上3ヶ月未満

慢性:発症からの期間が3ヶ月以上

と定義されています。

 

いわゆる慢性腰痛といわれるものが、非特異的腰痛に分類されます。ここで悩まされている方も多いのではないでしょうか?

 

非特異的腰痛と特異的腰痛について

 

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以上の図は腰痛(特異的腰痛、非特異的腰痛)の原因になります。

 

特異的腰痛15%(原因あり):原因が特定できる腰痛

椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、骨折、内臓系や血管系の疾患etc

 

非特異的腰痛85%(原因不明):原因が特定できない腰痛

*慢性化しやすく、それにより医療費増大や生活負担が大きくなることによる労働力の損失へと繋がりやすい。

 

このデータから

 

なぜこんなにも原因が分からないのでしょうか?

原因が分からないということは痛みも良くならないのか?

 

答えはNO です。

 

これにはきちんとした理由があります。

 

腰痛の原因は?

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皆さん想像してみて下さい!

 

腰が痛くて整形外科の病院を受診しました。医師が行う検査としては

①問診

②画像検査(X線MRI

③神経検査

が主な検査内容ではないでしょうか。

 

医師が診ている視点としては、主に骨や神経に異常がないか、つまり下肢の神経症状などを伴う特異的腰痛の鑑別を行っています。

特異的腰痛は全体の15%であったため、原因を完全に特定できるまでには至らないケースが多くあります。

 

一方私たち理学療法士は、医師の指示のもと主に筋肉などを中心に、つまり非特異的腰痛の鑑別を行っています。

 

ここからも分かる通り、医師と理学療法士では診ている視点(役割)が違うため、明らかな外傷などはないのに腰が痛い(原因が分からない)という事になってしまうのです。

このような役割分担をすることで、医師が骨折などのリスクを把握し、理学療法士が身体機能を評価・治療していくという流れになっていきます。

 

ちなみに、

非特異的腰痛については様々な原因があります。心理的要因や職場や家庭のストレスによる社会的要因などもありますが、主には筋肉の柔軟性の低下(体の固さなど)や筋力低下(運動不足など)、緊張が高い(長時間の同じ姿勢)が原因となることが多いように思います。

そのため、腰痛に対する正しい知識を身につける事と運動を継続する事で、腰痛の予防・改善につながっていきます。

基本的に私も含めて人間は怠け者であるため、コツコツと運動を続けていくのは大事になりそうですね。

 

まとめ

  • 腰痛の85%が原因不明である。
  • 非特異的腰痛は、筋肉の柔軟性低下や筋力低下が原因となりやすい。
  • 正しい知識+運動の継続で、腰痛の予防・改善ができる。

 

腰痛は、自分自身で治療できます!

少しでも皆さんの参考になればと思います。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。